マンション管理について

購入してから、多くの時間を過ごすことになるマンション。
他のみなさまと共に過ごす場所だからこそ、管理の方法やルールは大切な問題です。

これからマンション管理運営について６つのポイントで考えていきましょう。

• 管理組合のこと
• お金のこと
• マンション管理規約やルールのこと
• マンション・コミュニティのこと
• 管理会社のこと
• 大規模修繕のこと

管理組合のこと

管理組合の主要業務

• 共用部分の建物・施設の保安、保全、保守、清掃、消毒、ごみ処理
• 長期修繕計画および大規模修繕計画と工事
• 管理費や修繕積立金の会計や運用
• 住民クレームやトラブルの対応
• 内外コミュニティ形成
• 風紀、秩序、安全、防災に関する業務
• 広報および連絡業務

など

管理組合にできること

マンション管理の主役は、管理組合のみなさまです。
管理会社ではなく、管理組合が主導権を持っているのです。
国土交通省が公表している“マンション標準管理規約”においても「業務内容やその範囲について管理組合が決められる」と明記されています。
建物の修繕・保全分野から会計・税務、コミュニティのあり方など、広い分野にわたって変更・追加することができます。

「管理費や積立金を見直したい」
「共用部分のルールを見直したい」
「マンションの設備を見直したい」など

それぞれのマンションらしく希望を実現することができます。

お金のこと

マンション購入後、毎月かかってくるマンション管理に関するお金。
“管理費”と“修繕積立金”に、どのような役割があるかご存知ですか？
それぞれ目的や用途、性質が異なります。

管理費

共用部分の水道光熱費や税金、保険料、清掃費など。
日々のマンションメンテナンスに必要なお金です。

修繕積立金

長期修繕計画に基づいた計画修繕工事で、足場をかけて行う大規模な工事に備えたもの。
マンションを長年維持・改良するために必要なお金です。

日常かかってくる“管理費”と、将来のために積み立てていく“修繕積立金”。
特に、大規模修繕工事に備える“修繕積立金”は、数年から数十年かけて何百万、何千万という単位で必要になる費用なので、いざという時に不足することがないよう効果的かつ確実に修繕工事を行わなければなりません。

つまり、管理組合は“管理費”と“修繕積立金”を管理する役割を持っているため、その金額が適切か見直したり、大規模修繕工事の必要性を確かめて適切な工事が行われているかをしっかりとチェックしないといけません。

CMCでは、みなさまの管理費や修繕積立金が適正であるか見直したり、また行われる工事の必要性などについてセカンドオピニオンの視点で管理組合をサポートいたします。

マンションのルールのこと

マンションのルールを決めることも管理組合の重要な役割。
ここで言うマンションのルールとは、主に“マンション管理規約”のことであり、“マンションの憲法”のようなものです。

より住人に寄り添い、住環境に適したルールを決めるためには、それぞれマンションのロケーションや家族構成、年齢など住む人の価値観や考え方などに合ったルールづくりが必要になってきます。

CMCでは、独自のマンション・アイデンティティ®(MI)をベースにマンションのルールづくりの基礎となる考え方や合意形成の方法などをご提案しております。

マンション・アイデンティティ®（MI）とは

それぞれのマンションに、それぞれの個性を。
生活を共に過ごす場所として、資産価値として、長い時間過ごすマンションだからこそみなさまの価値観を反映させたルール作りが必要になってきます。みなさま一人一人の「心」と「コミュニティ」が合わさり、マンションという建物を、より住みやすい環境にしていくことが結果として、資産価値の高いマンションになっていくと私たちは考えます。

資産価値もみんなで守り、みんなで作り上げて行くというのが、CMCのマンション・アイデンティティ®であり、МＩの基本的な考え方でもあるのです。

※マンション・アイデンティティ®(MI)は、CMC独自の理論(登録商標)です

コミュニティのこと

家族のコミュニケーション、住人同士のコミュニケーション、地域社会とのコミュニケーションなど、より豊かな生活を実現するために必要不可欠なコミュニケーション。
コミュニケーションがうまくいくほど、良いコミュニティが形成されていきます。
CMCでは、地域コミュニティに配慮したマンション住人同士のコミュニティ形成をお手伝いいたします。

管理会社のこと

「マンションのことは、管理会社に任せておけば安心」なんて思っていませんか？
マンション管理の主役は、管理組合のみなさま自身です。
管理会社はもちろんのこと、設計事務所や会計事務所など、実は管理組合のみなさまが自由に選ぶことができるのです。
主体性を持った管理組合の活動こそが、そのマンションの資産価値を維持し、高めていくことができる最大のポイントなのです。

CMCでは、経理・税務・法務・設計・施工・補修・修繕などのプロと一緒に、みなさまが主体性を持ってマンション管理していくためのセカンドオピニオンとして、チェックやアドバイスなどもサポートいたします。